「香り」は無形の芸術
ユーザーの肌の上で起こる旅物語
デルベのパフューマ―が香りをクリエイティブする際に抱いた想いや、インスピレーションを受けたものなどをご紹介
今回は「ホワイトティー」の香りがもたらす香りの旅
シンプルさと洗練された印象をもつ「ホワイトティー」
それは、慌ただしい現在の世の中にひとときの休息を与えてくれるトレンドを超えた香り
穏やかな静けさと控えめな優雅の世界へとあなたを誘います。
はじめにあなたを迎え入れるのは、白茶の純粋さと柑橘とが合わさった爽やかなそよ風・・
時間の経過とともに増してゆく白茶の葉の部分との調和が、この香りの繊細なノートを織り交ぜて
心やすらぐ香りへと昇華。
解放されたような時を過ごしてゆくうちに、最後にそれらを包むような柔らかな木々の香りがほのかに漂い、いつまでも安心させるような温かみとコクを感じさせる・・
かつて皇帝のみが飲むことを許されたとされる貴重な白茶と柑橘とが織りなす繊細で幻想的な香りは、
静かな庭園でお茶を飲む穏やかな儀式のような時間をもたらし、時間の経過とともに姿を見せる
柔らかい木の香りは森の穏やかな抱擁をカプセル化したように、この香りの土台となる重要な要素となり、安らぎと深みを与えます。
まるでお気に入りの居心地の良い場所が永続的に存在するのと同じように、明るさの中に安心感のある深みがあることを優しく思い出させてくれるその様は、茶道文化の芸術にみられる穏やかな優雅さと共鳴しているよう・・
姿勢を正し、深くゆっくりとした呼吸のリズムを取り戻す
雑音が取り巻く現実の世界からすっと抜け出し、ありのままのシンプルな自分へと立ち戻る
それはまるで静かな聖域をめぐるような香りの旅物語
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