16世紀 ルネサンス期 メディチ家に仕えていた
薬草組合が記したハーブレシピを参考に、
デルべのボディケアコレクションは生まれました。
優美で上品な香りでハワイを代表する花−プルメリア。熱帯地域を原産とし、自然の宝石とも呼ばれているそう。アーモンド、ローズの甘美なノートから、ラストはバニラの幸福感ある香りで心が満たされる…南国の幸福な花が織りなすトロピカルスイートの香りは、香りの上級者に特にオススメです。
その昔、イタリア・トスカーナ地方ではある幸せな伝説にあやかるため、結婚式に花嫁がジャスミンの花冠をかぶったといわれています。ジャスミンの花にスパイシーなジンジャーがブレンドされたフローラル&スイートの香りです。
古来よりその皮や実が珍重されてきた蜜柑。国老とも呼ばれ、古い歴史を持つカンゾウ。 フィレンツェのサンクチュアリで作られたリキュールにインスパイアされたこの香りは、シトラスの爽やかさの中にも芳醇な甘さが感じられます。
古代ギリシャでは不老の象徴でもあった西洋サンザシの花と西洋キズタの葉っぱをブレンド。大草原の中、そよ風が甘い香りと新緑のフレッシュな香りを運んでくれます。
果物のような甘さの中にも上品さが感じられるフルーティ&スイートの香り。香った瞬間から気持ちを明るくしてくれて、元気がほしいときにピッタリ。
愛と誠実のシンボルとして古くから世界中で民謡や詩に歌われてきた淡青色の可憐な花。
花言葉は「Forget me not」(私を忘れないで)。別名「愛のハーブ」とも呼ばれる小さく青い花は、朝露の草原をそよぐ風のようなどこか懐かしいフローラル・グリーンの香り。昔からデルべファンに愛されるロングセラーの香りです。
18世紀、フランス人探検家ルイ・アントワーヌ・ブーゲンヴィルが南米航海中に発見した深紅の花。レモン、ベルガモットの柑橘系からローズ、ゼラニウムへと変化していく香りは、冒険家の新大陸への憧れや未知なる可能性を体現しているような華やかさを纏っています。
「知恵の木の実」と呼ばれ、日本には江戸時代に長崎から運ばれた無花果。同じくヨーロッパから江戸時代に伝わった「ポピー」は虞美人草とも呼ばれ、中国の絶世の美女に由来した別名を持っています。地中海の太陽に育まれた花と果実のコンビネーションが優しくキュートな香り。イタリアで人気が高く、他にないユニークな香りで若年層のファンも増えています。
暖かい春の訪れを知らせてくれる薄ピンクの花びらは優しく柔らかく咲き誇る美しさと春風に舞い散るときも美しく人々の憧れです。シトラスの爽やかさの奥にほのかなお花の優しさを感じさせるシトラスフローラルの香り。
エジプトの女王クレオパトラにも愛されたローズ。歴史上の美女達を虜にしてきた「花の女王」です。「5月のバラ(ローズ・ド・メ)」の別名を持つロサ・ケンティフォーリアにブラックベリーをブレンドし、グリーンローズに仕上げました。大人の女性に人気のある香りです。
古くから限られた収穫日に摘まれていた白い産毛のある高級茶葉「白茶」。中国の皇帝にも寵愛され、その豊かな香りは季節問わず老若男女に愛されています。清涼感の奥に、凛とした気品を感じさせる香りはリフレッシュしたいシーンや、大切な人へのギフトとしてもおすすめです。
ルネサンス発祥の地フィレンツェ。その市花ともなっているアイリス。同じくフィレンツェを代表するヴィオラをブレンドしました。春の田園地帯を飾る青紫色の花々の香りは瑞々しさを超え透明感へ。さっぱりとした青さのある香りは、甘い香りが苦手な方にもおすすめです。
ルネサンス発祥の地、イタリア・フィレンツェ。
ローマ神話に登場する花の女神フローラの町として「フロレンティア」と名付けられたことを語源とする、美しい州都です。
芸術と文化が根づくこのフィレンツェから、心を癒し、体の美を追求する『Derbe』(デルベ)が誕生しました。
中世ルネサンス期に栄えたメディチ家の時代、フィレンツェの伝統ある薬草組合「スペツィアーリ・フィオレンティーニ」は最盛期を迎えました。
そして1533年、メディチ家のカテリーナ・デ・メディチとフランス王アンリ2世の婚礼の際、薬草組合のレナード・ビアンコが新婦に同伴したことを通じて、フランスに香水と芸術が紹介されたと言われています。
この由緒正しき薬草組合の名前を引き継ぎ、中世イタリアのハーブレシピを紐解いて生まれたシリーズが『Derbe』の「Speziali Fiorentini」(スペツィアーリ・フィオレンティーニ)。
花の都フィレンツェから、伝統技術と自然の恵みを受けたボディケアブランドを世界各国へと発信しています。
前身となる父の製薬会社を継いだ『Derbe』社の社長マウロ・クレッシは、ある日、フィレンツェ伝統の薬草連合「スペツィアーリ・フィオレンティーニ」の薬草処方集に出会いました。そこには、当時使われていた薬草の種類、処方、効果などが書き込まれており、彼は大きな感銘を受けました。
そこからハーブを活かしたナチュラルなボディケア&ヘアケア製品の開発に着手し、ついに1965年、フィレンツェの伝統を受け継ぐ、現代女性の美を叶えるハーブ化粧品メーカーとして『Derbe』が誕生しました。
Derbeブランドは、イタリア国内2000店舗の薬局やハーブショップなどで取り扱われています。また、海外では、イギリス、ドイツ、スペイン、アメリカなど世界11カ国にて展開されています。
デルベの商品開発は中世から伝わる薬草レシピを参考に生み出され、自然の力を最大限に引き出すことに取り組んでいます。自然を愛する人々のため、自然でナチュラルな美の追求がDerbeの理念です。
また、Derbe社では動物を使った実験に頼らない商品開発をしています。
自然の豊かさから得られる恵みを最高の喜びと考えます。
きれいな水と緑に恵まれたフィレンツェの郊外(セスト・フィオレンティノ)に研究所と工場があり、日々ハーブを使った高品質な製品が生み出されています。
工場は品質の保持に努めており、生産された製品は微生物検査、物理化学検査等の厳しい品質試験に合格したものだけが出荷され、今日も世界中の人々に届けられます。
ルネサンス伝統のハーブレシピを紐解き、専属の調香師によってデルべの香りはつくられています。
ローズ&ブラックベリー、ポピー&いちじく、マンダリン&リコリスなど、花や果実、ハーブをブレンドした、ほかにないユニークな組み合わせが特徴です。